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無垢材テーブルのメンテナンス【完結編】

ヤクモ家具製作所 店長の寺本です。


前回記事無垢材テーブルのメンテナンス【導入編】に続いて、
実際の作業方法、手順を具体的に説明させていただきます。


まず、実際の作業手順を説明する為に、
サンプルとして汚れやシミがついた写真が必要です。

あえてシミをつけるため、天板に熱湯をこぼし、5時間放置しましたが、
殆ど写真に写るようなシミはつきませんでした。


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オイル塗装が完全に硬化するまで、約2週間程度かかり、
この期間が経過するまでは、完全な性能が期待できませんので、
商品お届けから、2週間程度は、ご注意ください。
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次の日、エスカレートして、熱いコーヒーをこぼして、同じように5時間
放置すると、頑固な汚れとして残りました。


もっと分かりやすい汚れが無いと分かり難いのでは??

5分迷って、油性マジックをもってごそごそ・・・


衝撃の写真を披露します。



メンテナンス汚れ

折角作った商品に、このような落書きをするのは
ためらいますが、元に戻す自信があります。

こんなお声をいただいたことがあります。

「悩みに悩んで購入した10万円を超える無垢のダイニングテーブル、
 その日に、子供がクレヨンで落書きを・・・気を失いそうになりました」

これから、どのような手順で元のキレイな状態にもどるか、
実践したいと思います。


【その1 ビフォー】
油性マジックでつけた汚れと熱いコーヒー5時間放置でつけたシミです↓
メンテナンスキズ

【その2 研磨】
まず、付属のサンドペーパー(紙やすり)を使って、研磨します。
注意点は次の2点です。
1)必ず木目に沿って(幅方向に)研磨します。
2)キズや汚れがついた部分を中心に、周辺を広くを研磨します。
メンテナンス研磨
汚れやシミのついた該当部分を強めに研磨し、周辺も広く研磨することで、
メンテナンス後の自然な仕上がり(色差の無い)になります。

この『研磨』の工程が、メンテナンスで最も大変な作業です。
この工程を飛ばしても、キズを目立たなくすることはできます。
より完璧に仕上げたい場合は、この工程をしっかり行う必要があります。

【その3 塗装】
オイル塗料(ノーマルクリア)を塗布します。
刷毛があると、あっという間の作業ですが、ウエスで刷り込むように
塗ることもできます。
メンテナンス塗装
オイル塗料は人体に無害なものですが、
手がベタベタして、洗剤でもなかなか取れませんので、
必ずゴム手袋等を使ってください。

【その3 養生】
塗料を塗ったら、しばし時間を空けます。
季節により異なりますが、夏時期で15~20分程度、冬時期で30~40分程度、
時間を置きます。
メンテナンス乾燥

【その4 拭取】
付属のウエスで表面の余分なオイルを拭取ります。
塗装してからの時間が開きすぎると、ネバネバして拭取りが
困難になりますので、慣れるまでは早めの拭取りをお勧めします。
メンテナンス拭取

【その5 アフター】
完成です。
30分前まで汚れやシミがあったとは思えない写真です。
メンテナンス完成

これから24時間は乾燥期間ですので、天板の上にモノを置かないで下さい。
24時間経っても、表面は乾燥していますが、内部のオイルは乾燥硬化して
おりませんので、ご注意ください。

毎日使うものですので、なかなかタイミングが難しいと思いますが、
できれば旅行や帰省など、数日間家を空けるタイミングで行うと
良いですね。

ここまで完全に取り除くには、多少のコツがいりますが、
一回覚えると、無垢テーブルを気楽に使えるのではないでしょうか。


最後に、絶対守っていただきたい注意点です。

拭取りや塗装に使って、オイル塗料が付着したウエスは、
処分する前まで、水につけて保管してください。

様々な悪条件が重なると、発火する危険性があります。


オイル・メンテナンス用品はこちらから
http://www.yakumo.jp/fs/yakumo/c/osmo



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