ヤクモ家具製作所 店長の寺本です。
本日はオイル仕上げの無垢材テーブルのメンテナンスについて
ご説明させて頂きます。
オイル仕上げの無垢テーブルの魅力はなんといっても、
表面をコーティングされていない、木自体のさらさらの質感
だと思います。
島根ショールームにはウレタンとオイル仕上げそれぞれの
サンプルを用意しておりますが、ほぼ全てのお客様が、
オイル仕上げの質感を好まれます。
オイル仕上げの無垢のテーブルを検討するにあたって、
不安に思われるお声を少なからず頂戴いたします。
「熱いものを置いても大丈夫?」
「オイル仕上げは汚れやシミが心配?」
「メンテナンスは自分でもできる?」
代表的な塗装方法として知られる「ウレタン仕上げ」に比べると、
どうしても上記のような点がデメリットと思われ『がち』です。
耐熱・耐汚染性能では、一歩ウレタン塗装に譲りますが、
液体をこぼしたり、あついお茶の入ったコップを置いたら
すぐシミができるということはありません。
もちろん、オイル塗料といっても、非常に多くのメーカー、
製品があり、全ての製品について当てはまるわけではないと
付け加えさせていただきます。
正しいオイルフィニッシュの知識、
メンテナンスの知識、方法を知ることが、
無垢の家具と「長く」「楽しく」付き合うことになります。
当店が推奨するメンテナンスには
「ワックスメンテナンス」と「オイルメンテナンス」がありますが、
撥水・耐熱性能の維持とあわせてキズ・シミ・頑固な汚れを取り除く
場合は、後者のオイルメンテナンスになります。

用意していただくものは、「ノーマルクリア」「サンドペーパー」「ウエス」と
できれば「刷毛」です。
「ウエス」と「サンドペーパー」は当店でノーマルクリアをお買上頂いたお客様に
サービスで同梱しておりますので、特にご用意いただく必要はございません。
ノーマルクリアは容量のバリエーションがたくさんありますが、
一番小さい0.375L缶で180cmサイズのテーブルで数回メンテナンスが
可能です。
長くなりますので、
実際のメンテナンス方法は次回の記事で掲載します。
メンテナンス商品はこちら
http://www.yakumo.jp/fs/yakumo/c/osmo
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